保育所における1歳児の「主体的な活動」からみた空間・環境に関する研究

受賞番号 200314
保育所における1歳児の「主体的な活動」からみた空間・環境に関する研究

作品の概要

3歳未満児期の子どもの主体性が発揮される場面として、遊びに限らず、食事や着替えなどの生活行為を対象として、子どもの「主体的な活動」を建築環境により、どのように援助することができるのか、子どもの発達、保育方法と保育所の建築環境の関係について考察を行い、「子どもの主体的な活動を大切にした環境」の設計指針を示した研究である。

審査委員コメント

働き方改革の流れもあり、増加が見込まれる1歳児からの保育に着目し、建築環境と子どもの主体的な行動の関係性を緻密に調査した意義ある取組である。行為の継続性や遊びの自発性、身体経験の多様性、保育と発達など、建築に関する知見は様々な空間、環境開発に資する。

受賞理由

子どもの行動特性と建築の関連性に関する有益な知見である。クラスの人数と保育室の空間構成、外遊びの場に関する課題について、観察や動作、身体活動量などの調査を実施している。午睡時間の落ち着き確保のためには、行為の流れで移動するスライド型の空間構成が良いとの知見も得られた。キッズデザインの空間開発に資する素晴らしい取組である。

入手・利用方法/所在地/問い合わせ先等

株式会社ミサワホーム 総合研究所 デザインセンター 空間デザイン研究室:03-3247-5639
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