在来作物で味覚のレッスン

受賞番号 150435
在来作物で味覚のレッスン

開発の考え方

核家族化などにより地域の食文化の継承が難しくなっている。貴重な食文化が失われれば、生産者が減り、貴重な食材が失われてしまう。味覚の発達が著しい10歳前後のこどもを対象に、地域の食材を五感を通して味わうことを学ぶ機会を提供する。感性教育を地域の食材で育むことで、末永く在来作物が継承されていくことを期待している。

審査委員コメント

各地域での在来作物の継承と子どもの食育を結ぶプログラムである。短編ドキュメンタリー映画で在来作物の希少性、さまざまな食文化を紹介した後に、それぞれのワークショップ開催地の伝統的な食材を使い、親子一緒に地域の食文化を五感で体験する手法は独自性がある。消費トレンドとしてのスローフードに留まらない、地域の食文化継承と感性教育という視点が素晴らしい。

受賞理由

在来作物の価値を紹介するドキュメンタリー映画の巡回上映と各地域の在来作物を用いた味覚の食育ワークショップを組み合わせた取り組みで、地域での生産・加工・消費に至るサイクルを伝えるプログラムとして本部門の主旨に応えた提案であると評価した。子どもの味覚を守るとともに、地域の食文化を担う貴重な食材を作る農家の支援、生産者を支えるコミュニティづくりをめざす活動は、地域での消費を促進し、健全な消費者育成につながる良質な提案である。

仕様

エコロジカルな食のあり方を学ぶことは、地域の歴史や文化を知るきかっけにもなる、最終的には「食の記憶」をデザインしていくことを目指している。

購入あるいは入手できる場所・方法

上映会やワークショップを企画したい方は、映画「よみがえりのレシピ」製作委員会まで、お問い合わせください。【連絡先】info@y-recipe.net
※掲載している情報は、受賞当時の情報です。現在の情報とは異なる場合があります。