3歳からの『たべたのだあれ?』視力検査キット

受賞番号 150307
3歳からの『たべたのだあれ?』視力検査キット

開発の考え方

弱視を救済するには、視機能の発達が終了する6歳頃までに視力検査を行う必要があります。幼児が楽しみながら、短時間に信憑性のある視力検査を受けられるように、ランドルト環をドーナツに見立てる絵本を作りました。幼児期は近くが見えれば視機能に問題はないので、幼児の検査がしやすい眼前30cmの近見視力検査です。

審査委員コメント

乳幼児がまだ言葉で十分な表現ができないとき、弱視であるかどうかの判定を正確に行なうことはなかなか困難である。今後の子どもの発育を左右しかねない重要なポイントであるがゆえ、視力の把握と必要に応じた対処が重要だ。従来の検査方法の課題を物語性をもたせたデザインで解決し、楽しく短時間に検査ができるキットに仕上げている。保育や医療の現場でスタンダード化を期待したい。

受賞理由

乳幼児期は日常的にものを見ることで視力が発達する時期だが、弱視の発見が遅れると脳の映像を理解する働きが鈍り視力の発達に影響を及ぼす場合がある。これを回避するためには、弱視の早期発見と対策が重要だが、従来のC型のランドルト環による視力検査では乳幼児には左右の表現指示が難しいという課題があった。動物と食べ物をモチーフにしたこのキットは実用的で社会有用性が高い。健全な子どもの発育発達に寄与するデザインとして本部門のテーマにふさわしいと考える。

仕様

●絵本:247mm×247mm
●簡易版検査台:収納時約364mm×255mm
●木製検査台:約500mm×500mm×300mm

購入・利用できる場所・方法

フレーベル館支社支店および代理店・特約店 http://www.froebel-kan.co.jp/company/salesmap.html
※掲載している情報は、受賞当時の情報です。現在の情報とは異なる場合があります。