石灰乾燥剤

受賞番号 081012
石灰乾燥剤

開発の考え方

食品と共に封入されている石灰乾燥剤は水と触れると300度になる性質を持っているが、その危険性は多くの大人に理解されていない。子供にとって現在の“たべられない”の警告文は有効な防止策に足りえない。故に子供の安全を護るためには誤って食べても、発熱(火傷)しない石灰を開発する必要がある。

審査委員コメント

乾燥剤として食品に同梱されることの多い石灰乾燥剤は水と反応すると300度近い発熱を起こし、警告文を読めない幼い子どものやけど事故につながるケースが少なくない。本製品は素材である石灰自体の性質を変え、乾燥能力を損なわずに、発熱を抑えるという機能製品。子どものやけど事故防止に寄与する技術として特筆すべきものである。

受賞理由

石灰乾燥剤という、ともすれば見落としがちな製品の課題に注目し、素材の改良を通じて日常における子どもの事故予防に取り組み、その機能を高めた企業努力を評価した。

仕様

子供の不測の行動にも火傷などの危険が生じないために、“12時間の発熱テストを行い30度の水が石灰にかかっても60度(火傷しない温度)以上に発熱しないこと。”を安全の基準として研究開発しました。
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